- 真面目でシリアスな内容なのに変なアイキャッチ画像ですみません。
- 本格的にハンドメイド作家1本で行きたい方が共感できるお話しです。
今年の6月に個展を開くきっかけに「ハンドメイドを続けたければ、金額を見直すべき、安いままは自分を苦しめた挙句、ハンドメイドを諦めざるを得なくなるだけ」とLupopoの店長花井さんから沢山のアドバイスや助言をいただき、少しずつやり方とお値段を改善してなんとかハンドメイドの道を歩んできました。
きっとハンドメイドを始めた人は当時の私と同じ事を考えているに違いない。
- お値段が高すぎると誰も買ってくれない
- 自信がないから、あまり高く売ると恥ずかしい
結局、花井さんの言った通り、安すぎる値段は赤字の続き、ハンドメイド活動が苦しくて続けられない。売り上げ改善最も効率のいい方法は【値上げ】をする事と助言された時に、正直戸惑って少々抵抗してしまった。
あまり売れていないから赤字で苦しんでいるのに、値上げしてしまったらますます売れなくなる!
大体の作家さんは値上げに対して恐怖を感じると思う。私も同じ思いでしたが、幸いいつも新しいものを作っているので試しに新作の値段を上げてみました。1ヶ月様子を見て気付いたのは、値上げても販売数はそんなに変わらないこと、つまり今まで低い値段で販売しても、値上げして販売しても気に入ってくれたお客様は購入してくれます。
そして、同じ販売数なのに、値上げした分は売り上げは先月より上がっている。特にイベントで、出る数は今までとほぼ同じ、値上げで先日のデザフェスで初めての黒字で本当にありがたく感謝の気持ちでいっぱいです。ファンの皆様の実際の購入行動で応援してくれたお陰でハンドメイドは続けられます。ありがとうございます!
2回の個展、そして6回の対面イベントを経験した私の結論とは、
お客様は安さだけを求めている訳ではないです。
安さより、もっと精進すべきな点があります。
- 値段以上のクオリティ
- オリジナリティの高い特別な作品
通常では、作りたい作品を作ってから値段を付ける事が多いと思いますが、値上げを決めてから私は作品の製作順番を変えた。
値段を決めてから作品を作る
例え¥10000前後の作品を作る場合、まず金額を決めてから、この値段で作れる作品のジャンルを決める。例にバッグとしましょう。どんなバッグなら誇りを持って¥10000で売れるかを考案する。形、機能性、映え、素材、製作時間など。製作中でも値段を意識して手を抜くような真似はしないし、丁寧に作り上げ、値段以上のクオリティに心かける。
できた作品はすぐにご縁の方が現れてくれると限らないので、1年以上ずっと在庫として棚にある可能性が高いです。現に以前売り残りの子達は一年後の今、気に入ってくれた方が迎えてくれた事が多い。
ハンドメイドの場合、作品を¥10000で販売する訳価値を伝える努力が売り上げに繋ぐので、sns苦手だった私は頑張って発信を続けている事を次の記事でお話しをします。