ハンドメイド活動はオンラインショップを開設して販売したり、イベントに参加したり、ポップアップ商店に出品したりなどの販売活動以外に、雑貨屋委託する事も含む。小金井に店舗兼アトリエ持ちの私は、正直の所、店舗持ってない作家さんのように委託する必要がなかった。
通販と違って委託ってかなりハードルが高いと思った。まずはレンタル料金を毎月払わないとレンタルできないし、目立つ位置にあるBOXは圧倒的に高かった。売れなくてもレンタル料が必要になるのが当たり前で予算のない作家さんにとってきつい。また販売された場合、委託手数料が発生し、作家の手元に渡される金額はあれこれ引かれて残りあまりないと思う。赤字にならないように委託作品は通常より高く設定される。
それなのに委託を頼む理由は宣伝のためだった。熱心の雑貨屋はまめに委託作家さんの作品を宣伝してくれる。お陰でより多くの方に知ってもらってビジネスを広げてくれる。作家自身もあまり告知せずに、雑貨屋側の発信も1回きりの場合、通りすがりの一見さんがたまたまボックスをみて衝動で買ってくれる奇跡が起こらない限りは売れない。人の心をその瞬間に動揺させたりできる力を持つ作品を作れたら、何も心配いらないけれど、ハードル高すぎます(笑)
今年の4月から何件かの雑貨屋にお願いしてみた。現在は三軒茶屋LUPOPO、京都yoo、熊本cocho cochoの三カ所のみ委託を続けている。
ほかの所をやめた理由をまとめてみた。
- 来客の年齢層が低い
- ほかの委託作品との値段差
- 作品の雰囲気合わない
作品が売れないのは決して雑貨屋か作家さん本人の問題ではないと思うか、まめに宣伝してくれることには本当にありがたく感謝しています。