台湾の花柄といえば、世間で最も認識されているのは「牡丹四季花」こと、通称「客家花布」。富貴を意味する牡丹の花を中心として、四季折々の小花を鮮やかな生地にプリントします。
台湾では昔、派手な生地をシーツに使用する文化がありました。
台湾の人々にとっては記憶の中の柄に過ぎませんでしたが、和風に似た雰囲気から、日本の方にとても受け入れられました。
今や台湾のお土産といえば「台湾花柄のバッグやポーチ」と言われるほど、台湾好きな日本の方の中でとても人気です。
こちらの柄は「客家花柄」というものです。台湾で作られた花布中の一種類。実際に台北にある生地小売りマーケットに行ってみたら、ほかに沢山の花柄の生地が販売されています。その中に「5月の雪」と呼ばれる油桐花の柄など実際に台湾の道端で咲く花も大勢あります。また日本の金襴織ほど高度な刺繍技術を活かしたチャイナドレス
「客家花布」を初めて伝統の台湾の花柄の特徴は柄がほぼ繰り返さないことです。パッと見れば似た花束だったが構成、色など異なる花束です。このような生地を使って作った作品はカットした箇所や作品のサイズによって、同じ生地で作っても似た雰囲気の全く表情の違う一点物の作品になります。全く同じバランスで柄配置一緒の作品が存在しないと言えるほどの貴重性を持っています。